かつては京成電鉄の成田空港駅としてにぎわっていた(であろう)現在の東成田駅。今に至る経緯は皆様もご存知かと思いますが、今では朝夕に一部優等列車がやってくる*1ほか日中はガラガラな6連の各駅停車がやってくるのみと、大変寂しい様相です。
ところで上記の一般列車は全て3番線と4番線を使用しています。では1番線と2番線は?と言いますと、成田空港駅として栄えていた当時のスカイライナー専用ホームであった同ホームは現在は旅客*2が立ち入る事は原則としてできません。
しかし平成30年5月20日、それまで一部のイベント列車の乗客のみが立入りを許されてきた東成田の旧スカイライナーホームの一般公開なるイベントが開催されました。
てなわけで行ってきました「東成田駅旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」。一応原則としては限定のポストカードを入手さえすれば入れるというある意味大判振る舞いでした。千葉を離れる前から仲良くしてくれているヲタク2名と参戦してきましたので、その様子をお伝えできればと存じます。
二層式洗濯機…ではなく、初代スカイライナーのイラストが入った看板です。言わずもがな当時の成田空港駅開業当時は初代AE形がスカイライナーとして頑張っていましたが、一応現行の成空並びに2ビルが開業する少し前にはAE100の入線もあったようです。
こちらは一般列車用の看板。現在旅客用ホームとして使われているホームがこれに該当します。
これらの看板と現在の成田空港アクセスを担うスカイアクセス線の双方がオレンジを多用しているのは偶然なんですかね?
それでは旧ホームへ。
なんて懐かしいフォントなんだ…。初代AEだけでなくAE100のスカイライナー時代をご存知の方なら共感していただけるかもしれません。ただイギリス英語である”coach"とアメリカ英語である"track"(→写真1枚目)が混在していたのは個人的には気になりましたが、まあそれは実際に英語を母語とする人に聞いてみなくてはわからないのでなんとも言えないです。
いつも東成田駅から見ていた駅名表を近くで見られるとは。
色褪せまくったスペーシアがまさかの友情出演。色褪せすぎてて感動が減速してしまう…わけがないですね、実車はかなりの快適性だってこの時いた友人から聞いてますので。
線路の終端より先に入れたので1枚撮りました。
3番線や4番線はこの駅が東成田と名を改めてからしばらくして開業した芝山鉄道線へと繋がっていますが、1・2番線はそれより前に客扱いの任は解かれているためか行き止まり。今思えば歴史を感じるようなそうでもないような。
元祖京成パンダで…はないです。てかこの子笑顔なんですね、かわいい…。
3000形もついにラストラン…じゃないですね。そんなわけあるか。
なおマニアに隠れてしまったのがアレなんですけど、言わずもがな出発信号機も生きていました。生きていなかったら夜間停泊もツアー列車の入線もできないもんね。
旧ホームはこんなもんですかね。あれ以来も数々のツアー列車等で入ることができる機会があったと伺っていますので、ぼくもそのうち京成さんのツアー列車に乗りつつ普段とは違う京成電車を楽しみたいところです。
おまけかも。
改札の外にあったポスターです。AE100なっつかしいなあ。
一応こんな感じですかねえ。以前よりは旧ホームに入ることのできる機会はツアー列車等のおかげで増えているかと思いますので、皆さまもお時間が合えば是非是非。