E257系の特急かいじ号に乗車しました。私にとってE257系0番台は初乗車だったので、適当に乗車記でも書いてみようと思います。何回か乗ったので、ちょっと書き直してみようと思います。
【追記】
中央特急がダイヤ改正で全席指定になり、またE257が一部臨時のみの充当となりました。それを踏まえて少し書き直した記事の方がわかりやすいかと思いますので、そちらもよろしくです。
※以下に書く情報は古い物で、現在と異なる点が多々あることをご承知おきください。
〇E257系について(超適当)
こういう車両です。甲斐と切っても切れない名将・武田信玄公の家紋(武田菱)をあしらったデザイン、個人的にかなりお気に入りです。ちなみに2018年5月現在、すべての「かいじ」「あずさ」と中央線系統のライナーなどで乗ることができます。
初めて乗ったときはこんなシールが各席に貼ってありますた。2年後の今年は「かいじ」が30周年ですね。
号車札も武田菱をイメージしたものになっています。良さみが深い。
9号車にはフリースペースが設置されています。昔は喫煙コーナーだったとかなんとか聞いてますが、今は禁煙ですのでご注意ください。これは後輩のE353系にはない設備ですね。
パーテーションも武田菱模様のガラスでした。
座席もやっぱりこの柄です。500番台の爽やかな柄とはまた違う感じでいいですね。座るとわかりますが、窓が大きく設計されているために中央線の絶景を存分に楽しめます。
(新宿~甲府の)おすすめは下りの進行方向左側から見える甲府盆地です。昼には富士山をはじめたくさんの山や春の桃の花、夜であれば勝沼付近から望む夜景を楽しめます。騙されたと思って見てみてください()
座席にはリクライニングは勿論、座面スライド機能も付いています。
カーテンもこの柄ですね。
そうそう、新宿からずっと都心を進みますが立川を過ぎると少し景色が変わります。
晴れた日の多摩川を渡るときの景色もなかなかのものですよ。
で、高尾を過ぎると徐々に山の中に入っていくんですが、残念なことにトンネルでは電波が通じません。いつかE353系がWi-Fiを整備するはずなので、その時までの辛抱ですね…。
ところで、中央東線には「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」の3種類の特急が走っています。
「かいじ」の主な停車駅が新宿、三鷹、立川、八王子、大月、勝沼ぶどう郷(休日のみ)、塩山、山梨市、石和温泉、甲府と割と頻繁なのに対し、あずさは新宿、立川、八王子、甲府、小淵沢…といったかんじで割とすっ飛ばしていくのでご利用の時は十分に注意してくださいね。あとこれはあくまでも主要な列車の停車駅ですので参考程度にしてください。ここに書いてなくても止まる駅や書いてあるのに止まらない駅もありますし、あずさでもかいじのように細かく停まる便もありますので…。
で、甲府まで急行運転をするこまめに停まるかいじに実際どのくらい需要があるのかな、と思ったら予想以上に需要がありました、まぁ当たり前なんですがね。東北新幹線の東京〜仙台で例えるならば、スーパーあずさ・あずさは「はやぶさ」、かいじは「やまびこ」といった感じでしょうか。
ちなみに、かいじを始め「スーパーあずさ」「あずさ」を含む中央本線の特急の車内販売で人気があるのが「信玄餅アイス」。桔梗屋の信玄餅をベースに作られたアイスです。ちなみに臨時の特急や一部定期列車(かいじ121号など)は車内販売がないこともあります。これもご注意くださいね。
(なんでこんな写真しかないんだ…)
アイス自体はきなこ風味、黒蜜もしっかり付いています。そしてアイスの中に餅も入っていてなかなか癖になる味でした。一言で言うと最高ですね(笑)。
…ええ、勘の鋭い皆様ならおわかりかもしれませんね。このアイスとにかく硬いです。確か三鷹〜立川の間で購入したんですが、食べられるようになったのは八王子を過ぎた後だったような。短距離で利用するときに信玄餅アイスを買う方は要注意です。
話を車両面に戻します。E257系はE351系や183・189系、後輩となるE353系とは違って前面展望が楽しめます。私は都心区間でさらっと見た程度ですが、甲府盆地を疾走している時に見たら楽しいかもしれませんね。盆地区間は都心では考えられない勢いで飛ばします、120km/hとか軽く出してますから(スマホで計測したから知らんけど)。あと盆地に出る前のトンネルでもかなり飛ばします。一回遅れてた時に普段は聞かないレベルの唸りで爆走してましたっけ…。130超えてたんじゃね()
別に飛ばすとかそういうのはあれでしたね。話を戻しましょう。
この辺はE751系と似た感じがしますね。
千葉〜南小谷のような長距離の運用から新宿〜甲府のような(比較的)短距離(?)の運用までオールマイティにこなすE257系ですが、流石はJR東日本、なかなか快適な車両でした。ただ2001年に製造された事もあってか、ところどころ古い感じがしたのも事実でした。新しいあずさというイメージがあるので少し寂しかったりしますが、まあ仕方ない。あとコンセントがないことや揺れが気になったのは否めません。ですがなんだかんだまた乗りたいと思える車両でした。今度は甲府より先まで乗ってみたいなぁ。
グダグダしてましたが、最後まで御付き合い頂きありがとうございました。これからE257系「あずさ」「かいじ」を利用なさる方にとって少しでも参考になっていれば幸いです。
ではまた。