※すでに別館にて257の写真のみ掲載してあります。記事末尾にリンクを貼りますので、合わせてお読みいただければ幸いです。わざわざお読みいただくような内容かどうかはわかりませんが
この日はE257系M-111編成が常駐先の東大宮から松本に回送されるとの事で、もしかしたら最後かもしれないと思い今まで257は撮ったことがなかった場所まで赴いてきました。なお時間的にバイト先に直行する必要があり、酒折までチャリで来ていたのですが、帰りのローカルに乗ったら見事にゲリラ豪雨に大当たりしたのはここだけの話です。酒折から職場?お察しください。こんなことなら車にすりゃよかった。
春日居町から歩く事5分と少し、有名そうな撮影地にやってきました。しょっぱなからピントさんが迷子です…精進します。
Twitterやってたらいつの間にか来るし爆速すぎるしで連写間に合わなかったよ号です。甲府以東でハイビームなんてめったに見ませんけど、やっぱ353はハイビの方がかっこいいなあなんて思います。
よく見たら片目。
本命のライトが遠目に見えたので、ああいよいよか…なんて思ったのでした。
期待していたハイビじゃないけど、別にいいですわ()。実は6月の機能保全返却以来の0代でしたので、懐かしいように思う一方でいつもの中央線って感じで安心感も覚える、なんとも微妙な気持ちでしたね笑
走り慣れた線路、見守る山々や果樹園…257-0には山梨の風景がよく似合います(県外出身者の感想)。天気こそ負けましたし写真それ自体にも反省点は多々ありますし、思うところはありますけれど、ひとまず最後かもしれない山梨を走る257-0を回収できたのでヨシとしましょう。
これを執筆しているのは回送の翌日の深夜ですが、現時点では松本車両センターに入庫したと聞いております。OM-92の出場も近そうですし、機能保全さえ終われば長野に行って5000代へと化けてしまうのか、それとも何食わぬ顔で戻っていくのかわかりませんが、257のファンとしてはもう一度でももう二度でも武田菱を拝みたいものです。
さて、時間もないのでこれにて撤退。途中からお見えになった知り合いの同業者さまにはご無沙汰していたにもかかわらず気さくに話していただき、どうもありがとうございました。
参考記事かもしれません。当記事とはまた別な写真(出勤前の手抜き現像ver.)ってだけですけど、よかったら。
~~~~~~あとがき~~~~~~~~
E257系0代には、思えばぼくが山梨に引っ越してきてから本当にお世話になったなと思います。
沿線のファンの皆様や乗務員さまはじめJRならびに関係各社の皆様に比べれば、僕の思い出など少ないようなものです。しかし、もしかしたら鮮やかな武田菱を纏って甲府盆地を駆けるのは最後かもしれないと思うと、込み上げてくるものがありました。
山梨に進学するなんて思ってもみなかった高2の冬、家族旅行で乗ったとき。それから1年と少し、進学で引っ越すべく不安だったあの時、257の大きな窓から眺めた勝沼の桜や甲府盆地の桃の花。定期運用があるうちに近場ばかりとはいえ毎週のように撮っていた大1の1年間。そんな感じで257を追っているうちに新しく知り合ったオタクの方々に今でも仲良くしていただいていること。実家に帰るとき、旅行に行くとき、山梨に戻るとき等、様々な場面で様々な気持ちで乗っていたとき。
およそ3年間という短い期間ではありますが、本当にたくさんの思い出が蘇ってきました。
付属編成こそ残念なことに廃車となってしまいましたが、生き残ったM-111編成はおそらくOM-93編成に生まれ変わり*1、新しい旅を始めることでしょう。
E257系0代には短い間ながら本当にお世話になりました。定期運行終了時にも似たような事を並べて似たような事を書いたと思うけれど、本当にありがとう。塗装と足回りなどの一部が新しくなったOM-93として、また会う日を楽しみに...。
*1:足回りと荷棚と塗装以外はいじくらんでしょうから、生まれ変わったと言っていいのかは知りませんが