おはようございます。昨日12月4日に投稿した、今年の年始の弘前帰省の記事の続きです。前回の記事、長すぎましたよね。すみません。
弘前→新青森 GV-E400系 青森行
ここからは後半戦。名残惜しいが、今回は1泊しかできない行程だったので、昼過ぎのローカルで帰っていくこととした。アプリーズでお土産をしこたま買い込むのはいつものことだ。
3番線に待機ちうのローカルはGV-E400系。五能線をメインに活躍する車だが、津軽線への送込みを兼ねて弘前→青森で回送を兼ねて客扱いを行う運用。これはキハ40・キハ48系が現役だった頃からあった運用。乗客目線だとボックスシートもあるので、今回のように家族4人で乗るときはちょっとラッキー。
その前に弘前駅の絵馬みたいなものに今年の願いを書いて来た。結局大学院は辞めてしまったけど、しかし試験の道の夢は諦めていない。それはまたもう少ししてからでいいだろう。手がボロボロなのが見苦しくて申し訳ない。まあお察しの方もいらっしゃるかと思うけれど、これは一種の洗車傷。あんな不衛生な布巾で客に出す車を拭いていたと思うとゾッとする。実際辞めてからこの洗車傷なんてなくなったしな。
新青森で下車。GV-E400系は奥羽本線新庄~院内の架線レス化(非電化化)での動きがあるようだけど、津軽線の一部区間の廃止なんかが関係してくるのだろうか。そうなると川部以北への入線も見られなくなる可能性も微レ存?
ところでこの電気式気動車だけど、これが動く仕組みを超かみ砕いて説明すると「エンジンを回して発電して電気で動く」感じ。超ざっくりだけどね。厳密には異なると思うけれど、日産のe-powerをイメージしていただければいいかもしれない。ただGVはハイブリッド機構がないらしいのに対して、日産のe-powerは回生ブレーキで電力をバッテリーに蓄えられるので、もちろん全て一緒ではないけれど。どちらの発想も面白くていいなあと思う。まあ燃費はあんまよくなさそうだけどね。実際、e-powerは速いけど燃費に関しては・・・。まあでも日産も普通にいい車を作っていると思うけどね。
家族には内緒で屋外喫煙所で一服。臭いでバレると困るのでこの時は持参していたgloで一服。JR東日本の在来線の駅の喫煙所はほとんどが喫煙ルーム方式になっているので、こうして屋外で吸えるのは新鮮。冬の寒い日に外で吸うタバコって本当にいいんだよな。
新青森→仙台 はやぶさ24号
新青森始発の「はやぶさ24号」に乗車。冬臨でもE2系はやての設定はなかったが、まあアレが実現した場合は引退フラグの可能性もあるので、そういう意味ではいいのか。逆にE5系初期車、そろそろ本当にやばいんでない??
なお編成はU17編成。E5系前期型にあたるので窓側にしかコンセントがないタイプ。でも正直E席を余裕で確保していたし、E5系だって大好きなので何も気にしていない。
さっそく車内販売で酒を購入し、本来公開していたはずである方の帰省記事を書いている。コンセントもWi-Fiもあるし、PC作業をしていて何ら不便な点がなかった。E5系の車内は最高のオフィス。E5系、普通席でも十分に快適なのがいい。グリーン席も乗ったことはあるけど、あれはあれでやばかった。グランクラスなんて乗った日には昇天しそう。
現行ダイヤの時刻表での話だが、はやぶさ24号は新青森から盛岡までは各駅に停まる。3連休最終日ということもあり各駅毎に客が増えていく。そういう意味では往路のはやぶさ7号みたいな最速達型はそういうのがなくてよかった(実際停車型かつ朝いちばんのはやぶさ1号はやばいらしいし)。もっとも、新青森からの新幹線が一番混むのは仙台→大宮なので、マジで頼むからアイツらはやまびこを使ってほしいんだけどね。割とマジで通しで予約できないからって新幹線の利用を諦める層も一定数いる気がする。
という愚痴はさておき、盛岡駅に到着。盛岡の響きだけで連結するような気がしたよ。愛しているの響きだけで強くなれるのと一緒。オマエ黙れ(笑)
なお念のため書いておくけれど、皆さんもご存じだろうけど、最速達タイプのはやぶさを中心にこまちを連結しない列車もある。往路の7号なんかはまさにそれにあたるもので、恐らく札幌延伸後もそのような運用が組まれることだろう。
動画もちゃんと撮りました。ハイ連結。もうここでの連結が編成JRから編成UZに統一されて久しいけれど、違和感はないもののなんか何とも言えなくなるようで切ない。しかし編成JRが当たり前だった小学生の頃から当時大学院生だったこの時まで毎回必ず欠かさずに連結を見に行っているあたり、私はやはり東の新幹線が好きなんだなとも思う。流石にここで将来が心配ですだなんだ言われる筋合いはない(笑)。
連結が完了すると、すぐの発車。当時抑えていた3号車まで走るのはいくないので、歩けるだけ歩いてあとは車内を通り抜けていこう。
そしてなんかまたエモい表示がある。E2系の案内も「はやて」も残っていた。今はどうか知らんけど。これだけ見ていれば臨時便に期待はできる気がしつつ、しかし6編成の少数派となったE2系にそこまで余力があるかは不明なので、何とも言えない。
あと盛岡駅新幹線ホームの「ダイジョウブ」をやっと生で聴けました。変わった当初はあの盛岡ベルがなくなるのは寂しいなんて思っていたけど、まずMaxラストランの動画で見て感動して、この時に生で聴いて更に感動。弘前駅の発車メロディーがアレじゃなくて本当によかった。あんなの流されたら泣かない訳がない。
盛岡→仙台を爆走ちう。せっかくなので脳内BGMは小田和正さんのダイジョウブで行きましょう。これ私のプレイリストにも入れているんだけど、高速道路を時速???ヤッホーで安全運転している時にいきなりダイジョウブが流れるとなんかシュールな気持ちにならないこともない。曲調が。
仙台→福島 E5系臨時やまびこ
仙台で下車。タバコを吸っていたらはやぶさ号が出発してしまったってボケをしてもいいんだけど、大してウケなさそうなのでやめとく。ここからは家族と別行動で動いていくこととする。なお3連休最終日のはやぶさ24号だが、仙台から先の車内は地獄だったとの報を受けている。乗らなくてよかった(笑)。
仙台にはE2系J69編成が停車ちう。こちらは仙台始発のやまびこ号。せっかくだからこれに乗ってもよかったというのは今だからこそ言えることで、当時ははやぶさの後ろを走っていた臨時やまびこで先回りして撮るつもりだったんだよなあ。結局J69編成も新潟で解体とのことで、なんだか残念に感じる。
タバコ吸ってたらはやぶさ号を乗り逃がしました!もういいよ。
J69編成にとって最後の晴れ舞台となったディズニーラッピング。ラッピングをはがされてから解体されているが、J69編成は最後にこのような素敵なラッピングで役目を終えたのはどうだったんだろうか。思えば脱線した200系K25編成の代替として私が幼稚園児の頃に新製されたJ69編成が引退するんだもの、新幹線の寿命は短いし人間が年を取るのもあっという間だ。
仙台から福島で乗車した臨時やまびこ号の車窓から。どうせ1駅だし隣がいるのも嫌だからということでデッキで立っていたのを覚えている。ちなみに新青森→仙台ははやぶさ指定席、仙台→東京は自由席で抑えていた。
福島での撮影編。
J69編成の入線は結局5分差だったので間に合わなかったのが残念。しかしまあE2系とE3系の連結自体がもう見られないので、結果として見ておいてよかったと思う。
一応撮ってはいるんだけど、でも何だ、こうディズニー感がまるでないのがアレ。もちろん写真がないよりはあるに越したこともないんだけどさ。E2系まで引退したら寂しくなるなあ。
福島の下りホームでの連結もアプローチ線が完成すれば見られなくなる。確か再来年だったっけ。その頃、もうE3系もいないことだろう。E8系の逆入線やE5系が線路をまたいで入線してくるところもしっかりと撮らないと。
程なくして今度は下りのつばさとやまびこ号が到着。
E3系1000代も到着。このL53編成は1000代のうち最後まで残った3編成のうち、唯一最後まで純正だった編成。いやまあ塗装は変わっているけども。残りのL54編成とL55編成はE3系0代のR23~26編成からの改造だった。
E8系導入により、E3系1000代は全て引退している。もうこの顔の新幹線には会えないんだなあ…。今までの歴代のJR東日本の新幹線は基本的に保存されているので、E3系にもどこかでの保存の道があればいいんだけどな。
ちなみにこの時に撮っている間、新幹線を見に来ていたという小学生の鉄の方と話に花が咲いた。聞けばこの辺に住んでいるとのことで、新幹線ファン同士盛り上がって楽しかった。
ただ、「お兄さん何年生ですか?」との問いに関しては答えに詰まった。
「「「お兄さん何年生ですか?」」」(エコー)
…大学院2年生だったけど、何て答えたらよかったんだろう。いやでも、「おじさん」じゃなくてよかったか(笑)。少年の何気ない発言に救われました。
記事がだいぶ長くなってしまうので、最後にJ66編成のやまびこを貼っておこうと思う。元々J66編成はよく遭遇していたので、なんかまあそんな予感はしていたんだけど、マジで来た(笑)。E2系1000代初期車のうち唯一執筆日時点では解体されていない編成だが、思えば200系復刻塗装になってから一度も乗れないままだった。もう乗ることもないのだろうか。もう会えない味は海とレモンティー。何度夏を感じても二度と戻れない夏。いやここ内陸部だし、冬の撮影だよ?
続きは明日の朝7時にまた公開いたします。ではまた。
撮影・乗車 令和6年1月8日
記事の編集 令和6年10月28日