185系といえば堂々たる15連の「踊り子」や高崎方面への特急のイメージが強いんじゃないかと勝手に思っておりますが、それなりに話題になる(?)特急「はまかいじ」を北海道への遠征のファーストランナーとして利用したので乗車レポでも書いていこうと思います。まあ185での運転も長くないでしょうし、そもそも列車自体を残すのか不透明なのでなんともいえないんですが、お付き合いいただければと思います。
185はこういうのです(言うまでもない
〇運転日、区間、運賃
土休日のみの運転、客扱い区間は横浜~松本です。はま「かいじ」のくせに松本まで行くってなんなんだ。
松本から横浜まで自由席で移動すると、合計6,380円(運賃4,000円、特急料金2,380円)かかります。所要時間は3時間20分とのことで、なんとも東北新幹線開業当初の新青森からの最速時間を思い出させます(関係ない)。ちなみに特急しなのと北陸新幹線を乗り継いで東京経由で向かう方が若干早く着くそうです。。。
〇停車駅
横浜、新横浜、町田、橋本、八王子、大月、勝沼ぶどう郷、塩山、山梨市、石和温泉、甲府、韮崎、小淵沢、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻、松本。まあなんというか、名前の通り中央線内停車駅が急行かいじなんでこまめに止まるんですよね。1週間前にあずさで甲府八王子ノンストップの悦びを知った後なので何とも言えなかったです()
〇車内とか
標準的な国鉄特急車って感じの車内です。こないだ乗った189と違うのは仕切り扉が自動だったことや窓が開くことぐらいでしょうか?(寝ててそこまで見てないなんて言えない) 座ってみると意外に快適でした。弊学の椅子が固すぎて感覚がイカレてるだけなのかもしれませんが、普通によかったと思いますよ。ちなみに車内販売はありません。予め飲食物は買っておくことを推奨します。
前述の通りこまめに止まってくれるはまかいじですが、盆地や笹子トンネルでの爆走はなかなかすさまじいものでした。まあ設計最高速度もJR世代の車両と違うわけですし当然といえば当然なのかもわからないです。ひとつ言うならE351とはまた違う揺れをお楽しみになれます()
結論としては、185は良い評判をそこまで聞かない割に全く悪くないと思います。もちろんE257やE353には劣る面もありますがね。強いて言うならば、これは山梨を目的地としか考えてないJRのことなのでアレですが、はまかいじに朝の横浜行や夕方の松本・甲府方面行の設定があればこちら側の人間としては便利なのになあと思います。これはちばかいじやホリ快ビューやまなしにも言えることではないでしょうか。
東海道線からの撤退が決まっている185系、おそらくはまかいじとして走るのもそんなに長くないと思います。現在の189系使用の特急が大きなお友達で埋まるのを見ていると、185が混む前に…と思っちゃいますね。横浜線内の利用もあることから需要がないとは思えないので、E257になっても残ったらいいですね()。
こんな感じです。何か思い出したら適当に付け加えときます(おい)